京都 美緒さん(仮名)
profile
氏名 : 京都 美緒さん(仮名)
合格大学名:上智大学外国語学部フランス語学科
生年月日:1985年6月生まれ(19歳)
出身校:スイス(2004年6月卒業)



京都さんは、高1の2学期からスイスの高校に留学。HOPESの大学受験カウンセリング・TOEFL対策と平行して、駿台予備校御茶ノ水校の帰国子女のためのクラス(英語・小論文・日本語読解)を受講しました。そして、見事上智大学外国語学部フランス語学科に合格しました。

・合格おめでとうございます。まず、上智の外国語学部を選んだ理由を教えてください。
 特に「この学部に行きたい」と思うものはなかったので、「自分には何ができるだろうか」と考えてみました。その結果、自分には、スイス留学時代勉強したフランス語があることに気づきました。もっと話せるようになりたいと思っていたので、それならば、フランス語を大学で勉強しようと決めたのです。


・受験で一番大変だったことは何ですか?
 英語の勉強です。私は、帰国子女枠で受験しました。自分の海外経験が約3年だったのに対し、幼少の頃からの海外経験がある子が多数でした。英語ができる子が多いので試験のレベルは非常に高いものでした。英語力を向上させるために、予備校の授業に必死でついていきました。

・受験を通して印象的だった出来事はありますか?
 上智大学の前に、私は、他の大学を何校か受験しました。上智大学以外の大学では、試験終了後、「受かった」と思ったことは一度もありませんでした。それに対し、上智大学の試験は、終わった瞬間、「合格したかも!」と感じることができました。


・京都さんは、受験中、アジアの女性と子供の地位向上ためのNPO団体でボランティア活動を行ったそうですね。ボランティア活動を行ったきっかけは何ですか?
 受験の時に、ボランティア活動の経験が役に立つかもしれないと思ったのがきっかけです。また、もともと国際協力系の仕事に興味があったのですが、具体的にどんな仕事をしているかわからなかったので、知りたいと思いました。 このことをHOPESのカウンセラーの先生に相談し、ボランティアできる組織を探しました。最初、国連大学にある国際機関の日本の事務所のボランティアを探しに行きました。ところが、そこでは、自分のできる仕事がありませんでした。そこで、HOPESの卒業生のなかで、NPOで働いていた方を紹介してもらったのです。

・なぜ国際協力について興味を持ったのですか?
 黒柳徹子さんが書かれた発展途上国のこども達についての本を学校で読む機会がありました。そういう本を読んで、世界には貧しい人達がいるのだということを知りました。それ以来、発展途上国の貧しい人たちに携わる仕事がしたいと思っていました。

・実際、受験でボランティアの経験は役に立ちましたか?
上智大学受験の時に、役に立ったと感じました。面接の時、ボランティア経験について話す機会があったのです。
 私は、NPOでのボランティアの最中、国際会議のサポートを行いました。その時、アフリカの国、ベナンの保健大臣が書いたプレゼンテーション資料をフランス語から英語に訳す機会がありました。ほかにNGOでフランス語を使える人がいなかったので、急遽私が訳することになったのです。25枚ぐらいの資料を会議の直前に、丸々二日かけてフランス語から英語に訳しました。この話をしたことで、私が大学でフランス語と国際関係について学びたいと思っている気持ちを裏付ける経験だと評価してもらえたのかもしれません。

・ボランティアをしてみて、する前と意識が変わったことはありますか?
 大学受験のためと思って始めたボランティアでしたが、今は、大学に入っても続けたいと思っています。ボランティアの仕事が楽しいからです。私の所属しているNPO2050が行っている、発展途上国の女性や、子供たちのための取り組みは、とても必要だと思っています。


・京都さんは、受験中、どの学校からも「合格」を得ていない状況の中で、第一志望である上智大学の試験を迎えたと聞きました。そのときはどんな気持ちでしたか?
 もともと、上智大学以外の大学には、「合格している」自分が想像できませんでした。試験終了後も「だめだ!」と思ったので、不合格だった時もショックは受けませんでした。また、家族にも、「合格できないだろう」ということは伝えていたので、不合格でも驚いた様子はありませんでした。「どこかに入れればいいし、どこかには受かるわよ!」と言ってもらったことを覚えています。このような状況がよかったのかもしれません。

・プレッシャーに負けずに、第一志望に合格できた要因は何だと思いますか?
 周りと自分をあまり比較しなかったことでしょうか。特に意識していなかったのですが、友達の合格状況などを気にしなかったのがよかったのだと思います。また、自分は、ボランティア活動をしながら勉強するという受験生活を送っていました。これに対しても、親は「もっと勉強しなさい」などと言うことはありませんでした。このような環境がよかったのかもしれません。

・後輩に対して何かメッセージはありますか?
 「本当に大学に入りたいと思わないと入れない!」ということです。いろいろな学部・学校を受けましたが、本当に入りたいと思わなかった大学には合格しませんでした。しかし、強く入りたいと思った上智大学には、合格しました。これは、「入りたい!」という強い気持ちがあったからだと思います。何事も、本当にやりたいという気持ちが大切だと思います。

・将来の夢は何ですか?
 フランス語を活かせる職業につきたいと思っています。具体的な職業名はまだわかりませんが、大学生活の中で、将来つきたい職業をじっくり探していきたいと思います。



comment from hopes
何事も、綿密な準備は自信につながります。京都さんが、試験後「合格したかも!」と感じられたのは、受験勉強とボランティア活動とを十分両立させ試験に挑んだからでしょう。これからも、実践の場でフランス語を役立て、さらなる自信につなげて欲しいと思います。