岡 智子さん「目標達成に必要なあきらめない心」



ハーバード大学(アメリカ)EdM取得

profile
氏名 : 岡 智子さん
英国国立ケント大学社会臨床心理学科卒業。
ロンドンにあるガールスカウト世界連盟のワールドセンター「パックスロッジ」勤務後、
社団法人ガールスカウト日本連盟職員となる。
その後、青年海外協力隊としてエクアドルに派遣される(職種:青少年活動)。
ハーバード大学教育大学院にて、教育学修士(Ed.M.)取得。
帰国後、アイ・シー・ネット株式会社のアシスタント・コンサルタントとして勤務。
2004年から在パナマ国連児童基金(UNICEF)ラテンアメリカ・カリブ地域事務所に勤務。




「ハーバード大学大学院は、自分の経歴や学歴で入れる学校ではないと思った」。4年前を振り返り、岡さんは、そう語る。その岡さんが見事ハーバード教育大学院を卒業したのは、2001年の6月。現在は在パナマ国連児童基金(UNICEF)ラテンアメリカ・カリブ地域事務所に勤務している。そして今では、多くの人たちに、目標とする大学院への進学を「挑戦してほしい」と語る。短期の目標の一つ一つを達成するには、その先にある長期目標を明確にすること。そして最後に、「自分には無理だ」とあきらめないことが大切だと、岡さんは語る。

彼女をハーバード教育大学院に導いたのは、20年間にわたるガールスカウトの活動で培われた、「地球規模の視野を持ち、共に行動できる人になる」という理念であった。7歳からガールスカウトのメンバーに加わり、高校2年でガールスカウトの派遣員に選抜された。高校卒業後は、「ガールスカウト発祥の地」である英国の大学に進学。その後は、社団法人ガールスカウト日本連盟の職員となり、国内でのガールスカウトのプロモーションに成功した。


1997年〜1999年、岡さんは青年海外協力隊員として、エクアドルナポ州の市役所青少年課に派遣され、青少年グループの組織化に努めた。そこで岡さんが直面したのは、問題の数々であった。「10代の女性の妊娠」、「中絶による感染症の蔓延」、「教育制度の不備」・・・。これらの問題を前に、岡さんは自らの無力さを痛感し、この気持ちをハーバード大学教育大学院のエッセイに託した。
岡さんは、ハーバードでの「人との出会い」を「宝物」と呼ぶ。ハーバード教育大学院では、「世界の教育を良くしたい」と望む者が肩を並べて研究に励む。どのクラスでも、クラスメートとの「共同作業」が求められた。同じ研究を通して、出会う仲間の間には、もはや国境の壁は存在しなかった。青年海外協力隊員時代に、疑問に思っていたことへの答えを見つけたのも、ハーバード教育大学院であった。



英国留学と青年海外協力隊参加。これは誰が見ても申し分のない経歴だ。それでも、ハーバード大学大学院進学は、「自分には無理」と思っていたと言う。その岡さんが、大学院進学後も、国際機関での勤務という目標を手にした陰には、「最後まであきらめない」姿勢があった。岡さんの生き方は、これさえ持ち合わせれば、目標に到達できることをまさに物語っている。

comment from hopes
岡さんが幼少の頃より育まれてきた、「世界に向けた視線」は 長じて「社会的に守られるべき人たち」のもとへと注がれるようになりました。 この熱い思いが、現在の岡さんの原動力となっています。 目標達成に向かって決してあきらめることのない岡さんをホープス一同応援しております。