株式会社ホープス
〒107-0062
東京都港区南青山6-12-3
南青山ユニハイツ701号室
- 第三百三十三言「大切な講師の使命。それは、保護者と子どもを同時にハッピーにすること。管理者と社員を同時にハッピーにすること」
- 第三百三十二言「自分の経歴書とプロフィールを作る」
- 第三百三十一言「性的虐待について考える。映画『白夜行』を見て、あなたに出来ることは何か?」
- 第三百三十言「ジャパニーズドリームもありです!」
- 第三百二十九言「映画『ソーシャル・ネットワーク』を見て。才能ある若者をどうサポートするか?」
- 第三百二十八言「"美しいあなたの笑顔"を記憶に残す」
- 第三百二十七言「あけましておめでとうございます。絵馬にしっかりと文字を書く!」
- 第三百二十六言「天才少年とスケジュール帳。1日の長さに気づく」
- 第三百二十五言「受験方式は、推薦?AO? それとも、一般を選ぶ? 『子どもの生き方』と『親の生き方』について話し合うことがスタートラインです」
- 第三百二十四言「ビジネスプランコンテストで優勝するには」
第二百九言 「ボストン-ニューヨークレポート~こうやって若者は技を磨くのですね~」(9月29日号)
年に1回、私は必ず感性を磨く目的で、海外に研修に出るようにしています。今年は、ボストンとニューヨークに足を運びました。
正確には私が滞在したのは、ボストンの郊外であり、ハーバード大学のあるケンブリッジという町です。私がこの町でいつも感じることは、どの建物の窓を見ても、机に向う若者のシルエットが映っていること。また、町中、どこにでも教科書やノートを抱えた学生に出会うことです。
ボストン&ケンブリッジと言えば、ニューイングランドの都市の中でも、文化の中心地であることで知られています。ボストン大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、を含め合計32の大学があり、大学生の数だけでも24万人います。過去の「野村の一言」でも書きましたが、人間、環境に身をおくと、それなりにその環境にあった生活習慣を持てるものです。勉強好きなあなたも、また勉強する環境を求めるあなたも、一度ボストン&ケンブリッジのアカデミックな文化に身をおいてみてはいかがでしょう?
次に、ニューヨークについてです。こちらは、芸術を味わう目的で行きました。町のいたるところでストリートミュージシャンの演奏を聞くことができます。そのレパートリーは、クラシックからジャズまで様々です。もう一つ心を動かされたのは、芸術を学ぼうとする若者たちの姿勢です。今回、いくつかのミュージカルを見に行き、その中の一つが『オペラ座の怪人』でした。私の隣に掛けた数名の若者はどうも、音楽学校に通う学生のようでした。演奏が流れる最中ずっと、指揮者志望らしい学生は指揮棒を膝元で振り、オペラ歌手志望の学生は、歌に合わせて口を動かしていました。インターミッションに入ると、聞いたばかりの歌詞部分を実際に声に出して練習し始めました。
何を学ぶにしても、他力本願ではいけません。自分から探究心を持って学ぶことが基本なのでしょう。ちょうど、アメリカに出発する前の日、建築士を目指す学生に、講師がアドバイスをしていました。「大学に入ったら、とにかくスケッチブックを持って歩く。気になる建物があれば直ぐにスケッチを取るクセをつける」
常によいものに触れ、常に学習できる環境を整える。優れた作品に出会ったら、まず真似をする。これらの行動の先に、オリジナリティーが出てくるのでしょう。
野村るり子
