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株式会社ホープス
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第二百十九言「師走のご多忙中ですが。企画会議の時間を設けてみてはいかがですか?」(12月08日号)

お忙しいですか?

はい、お蔭様で。

年末はいつもバタバタしてますねぇ。

 

こんな会話を、このごろ毎日のように耳にしています。

 

しかし、この忙しさと会社の売上は比例しているかと言えば、そうでもありません。

 

理由はいたって簡単です。時間の使い方を誤っている会社では、忙しいわりに、その労働が売上に繋がらない。仮に売上に繋がったとしても、コストばかりかかり、利益に繋がらない。

 

これは、労働集約型経営の忙しさ故ではないでしょうか?

 

この師走に、比較的優雅に仕事をしながら利益を出している社長さんたちも沢山いらっしゃいます。彼らの共通点は、「考えること」に時間を割り振っている点です。しかも、社長ひとりが考える時間ではなく、経営陣全員が一緒に考えたり、取引先のコアパーソンと一緒に考えたりしています。

 

以前、右肩上がりを続ける米系ITベンチャーで、ワンフロアーの会社に11個ものミーティングルームがあるのを知って驚いたことがあります。それらの、ほとんどに「会議中」の札が下がっていました。

 

勿論、会議を開けば利益に繋がるわけではありません。会議を開くことが目的になっている会社では、無駄な時間が発生する可能性も多々あります。しかし、会社としてのビジョンを会議の参加者が共有した上で、目的を持ってミーティングを開くのであれば、個々人の優れた発想を形へと変えていくことができます。

 

発想は企画に落とし、それを商品やサービスといった形にしない限り売上にはつながりません。ですから、目的をきちんと持ったメンバーによるブレインストーミングの時間を設けることは、何もしないより必ず会社をプラスの方向に導くことができます。

 

気になるとすれば、会議に費やす時間コストです。多忙な会社経営者であればあるほど、会議にかける1時間を自分で使えば、あれも出来る、これも出来ると、いった発想が頭をよぎることもあるでしょう。そこで、チャンスと言えるのは、取引先が冬季休暇に入る年末年始なのではないでしょうか。

 

ちょっと無理しても経営陣やコアとなる社員を集め、来年に向けて話し合う時間をつくってみてはどうでしょうか。そのちょっとした心がけが、すぐに迎える新年以降の素晴らしい企画に繋がるのではないでしょうか。

 

野村るり子

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