株式会社ホープス
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南青山ユニハイツ701号室
- 第三百三十三言「大切な講師の使命。それは、保護者と子どもを同時にハッピーにすること。管理者と社員を同時にハッピーにすること」
- 第三百三十二言「自分の経歴書とプロフィールを作る」
- 第三百三十一言「性的虐待について考える。映画『白夜行』を見て、あなたに出来ることは何か?」
- 第三百三十言「ジャパニーズドリームもありです!」
- 第三百二十九言「映画『ソーシャル・ネットワーク』を見て。才能ある若者をどうサポートするか?」
- 第三百二十八言「"美しいあなたの笑顔"を記憶に残す」
- 第三百二十七言「あけましておめでとうございます。絵馬にしっかりと文字を書く!」
- 第三百二十六言「天才少年とスケジュール帳。1日の長さに気づく」
- 第三百二十五言「受験方式は、推薦?AO? それとも、一般を選ぶ? 『子どもの生き方』と『親の生き方』について話し合うことがスタートラインです」
- 第三百二十四言「ビジネスプランコンテストで優勝するには」
第二百二十一言「建築家安藤忠雄先生に学ぶ。リーダーの心得」(12月22日号)
「『あなたの尊敬する建築家は誰ですか?』と入試面接で聞かれたら、ガウディーと安藤忠雄先生のお名前は出してはならない」
これは、建築家を目指す、大学・大学院受験生の中で噂になっていることです。言い換えれば、あまりにも多くの人が、ガウディーや安藤忠雄先生に憧れ建築家になるのだから、同じことを話しても個性が出ない、ということです。
ガウディーと同様、世界に多くのファンを持つ安藤忠雄先生。先日は、こんな世界トップの先生から、「リーダー」についてのお話を伺うことができました。
安藤先生は『住吉長屋』、『光の協会』、『東急東横線渋谷駅』といった国内の建造物だけでなく、『FABRICAベネトンアートスクール』、『バーレン遺跡博物館』、『モンテレイ大学RGSセンター』といった世界各国に著名な建造物を残してこられました。
これだけ大きな仕事を手がけていらっしゃるなら、きっと何百、何千という多くの社員を有する大企業をイメージしそうになります。しかし、実際には、僅か27名という少数のコアメンバーで事務所は動いています。
では、どうやって、この少ないメンバーで、世界各国に作品を残すことが出来たのでしょう?秘密は、チーム編成にありました。安藤先生は、「現地の専門家たち」とチームを組み、彼らを「パートナー」と呼び、作品に取り組んで来られました。
このことは、多くの小規模企業経営者は夢と希望を与えたのではないでしょうか。何百人、何千人、何万人という社員がなくとも、有能なパートナーとコラボレーションすれば、世界一の仕事を成し遂げることができる。しかし、そこになくてはならないのは、リーダーとしての資質です。
「リーダー」について、安藤先生がご説明下さったことを、いくつか整理してみました。
n 技術だけは不十分。そこに思いがなければ。
n 独自の哲学、自分の価値観を持たねばならない。
n パートナー全員が「(この建築物は)私が造った!」と言うのがチームのあるべき姿。
n 頑張る人にだけ「光」が見える。
n 「夢」、「勇気」、「忍耐」、「責任感」。これがリーダーに必要だ。
n 「夢を言葉にする力」を持たなければ人を動かすことは出来ない。
n どんな壁に直面しても、「なんとかなるだろう!」と言ってきた。
n 小さな仕事が人(部下)を育てる。
最後に、一つ。安藤忠雄先生は、部下のかける電話の内容一つ一つをチェックされるそうです。部下の立場としては、大変緊張するものです。また、その内容に、ほんの少しでも問題を感じたら、注意をする。この、一ミリ、一秒、一グラムの誤差も許さない姿勢が、世界最高の作品へと繋がるのでしょう。
世界一の作品をつくるリーダー。それは、高い志を持ち、その気持ちを社員やパートナーと共有できる人。そして、最後はチームとして、妥協することなく描いた作品を作りきる人のことなのでしょう。
野村るり子
