株式会社ホープス
〒107-0062
東京都港区南青山6-12-3
南青山ユニハイツ701号室
- 第三百三十三言「大切な講師の使命。それは、保護者と子どもを同時にハッピーにすること。管理者と社員を同時にハッピーにすること」
- 第三百三十二言「自分の経歴書とプロフィールを作る」
- 第三百三十一言「性的虐待について考える。映画『白夜行』を見て、あなたに出来ることは何か?」
- 第三百三十言「ジャパニーズドリームもありです!」
- 第三百二十九言「映画『ソーシャル・ネットワーク』を見て。才能ある若者をどうサポートするか?」
- 第三百二十八言「"美しいあなたの笑顔"を記憶に残す」
- 第三百二十七言「あけましておめでとうございます。絵馬にしっかりと文字を書く!」
- 第三百二十六言「天才少年とスケジュール帳。1日の長さに気づく」
- 第三百二十五言「受験方式は、推薦?AO? それとも、一般を選ぶ? 『子どもの生き方』と『親の生き方』について話し合うことがスタートラインです」
- 第三百二十四言「ビジネスプランコンテストで優勝するには」
第二百二十七言「超勉強法・・・それって、あなたが見つけるものではないですか?」(2009年2月2日号)
「なんか、いい勉強法ありませんかねぇ?あったら教えて下さい」
仕事柄、よくこのような質問を受けます。
質問者が小学生や中学生なら、迷わず、比較的成功率の高い方法をいくつか紹介してあげます。
質問者が高校生や大学生なら、いくつかの勉強法を紹介し、「あとは自分であったものを選んで下さい」と伝えます。
質問者が社会人の場合。特に30歳を過ぎた方なら、
「ご自身にあった方法をご自身が見つけることが一番ですよ」と答えます。
この、社会人向けの回答を見て「野村先生、いじわる~」と感じた方のために、その理由をお伝えしておきましょう。
人にはそれぞれ、特徴があり、その特徴にあった勉強法を自ら見つけない限り、結果には結びつかないからです。生きてきた年数の短い小学生や中学生ならともかく、ご自身と30年も付き合ってきた方なら、誰よりも自分のことをご存知でしょう。であるなら、他力本願で勉強法を探すより、主体性を持って探した方が効果的な方法と出会えるはずです。
先日、大変向学心旺盛な友人から「『1日30分』を続けなさい!人生勝利の勉強法55」(古市幸雄著 マガジンハウス)を頂戴しました。この書籍を読み終わって感じたことは、「9割が、今自分が推奨している方法と一致している!」でした。
この書籍は、古市氏ご自身の体験に基づいて書かれおり、実体験で得た成果を裏づけに「推薦する方法」を紹介していらっしゃいます。そしてその多くが、高い目標を持って、それを達成してきた人達の推薦する方法と一致しています。おそらく、何かを極めようという人は、究極のところ同じような勉強方法にたどり着くということでしょう。以下がその例です。
■ 通勤電車は、数駅もどっても始発に乗って、座って勉強しよう!
■ カフェでコーヒーを頼んで勉強場所を確保しよう。耳栓をすれば音も気にならない!
■ テレビは見ない。見ても録画で、CMは飛ばそう!
多くが、学習者の視点で探し出した方法ですので、コーヒーショップのオーナーさんや、CM提供者には「ごめんなさい」と言わなければなりません。しかし、今すぐにでも容易に挑戦できる勉強方法であることは確かです。
では、自分が推奨する勉強法と異なっている1割はなんでしょう。これは、自分の特徴やこだわりによって出る差です。
例えば、古市氏が推薦する耳栓やスケジュール帳のブランドが、自分が使い勝手がよいと感じているものと異なっていたというような、些細な部分です。
過去にこんなアンケートを取ったことがあります。全米トップ10の大学院に合格した人たちに「どんな教材使われましたか?」と伺ったところ、全員が共通して使用していた教材がありました。それは、TOEFL、GMAT、GREの過去問題集でした。確かに、実際に出題された問題を繰り返し解いたり、分析したりするのは大変効率的な方法です。
しかし、過去問題集の他に使用したプラスアルファーの教材は、個々人で異なっていました。すなわち、ここからはご自身にあった教材をそれぞれが見つけ出し、それぞれの勉強方法で結果に結びつけたということでしょう。
自分にあった勉強法を探すなら、他力本願ではいけません。主体性を持って見つけ出さない限り、結果には繋がらないでしょう。
これは、野村の意地悪ではなく、野村の愛情と思って受け止めてください。
野村るり子
