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第二百五十五言「もし、あなたの子どもに『稀に見る才能』を見出したら、枠を超えて考える」(2009年8月17日号)


皆さん、お盆休みはいかがお過ごしでしたか?

私は現在進めている「天才育成本」作成にあたり、毎日「天才くん・天才さん」とその家族の調査をしていました。

その結果、「天才くん・天才さん」を育てた家族にある共通点を見出しました。それは、家族に少なくとも一人「枠」を持たない考え方の人がいるということです。

ではここで、「枠」を持った考え方の例を挙げておきましょう。

■「女の子のあなたが検事になれるはずはないじゃない。」(性別による決めつけ)
■「6歳でチェスなんて早い。これは大人になってからやるもの。」(年齢による決めつけ)
■「サラリーマン家族でゴルファーなんて無理。あれはお金がある人がやるスポーツ.」
(金額による決めつけ)

このような「枠」持ち発想をする人間は大変多いですが、家族の中に一人でも「枠」の外に目を向けられる人がいると、子どもの可能性は広がります。

これまでの実態調査では、お子様の近くにいることの多い、母親が「枠」超え発想をしている場合が多いです。それ以外では、父親であったり、祖父や祖母、叔父や叔母であったりもします。

才能を開花させる上で多額の資金が必要な場合、金銭面での「枠」を超えるのは、祖父母という場合が多いです。(例:「あの使っていない土地を売って、孫のためにつかってくれ。」)

才能のある子どもが家族に授かることは、両親以外でも身近な者にとっては、大変嬉しいことのようです。皆さまが想像するより、遥かに、経済面での工面は容易です。また、ある程度の年齢にお子様が育てば、中学、高校、大学、特待生制度を利用することも可能です。また、奨学金やローンも可能です。

天才KIDSを育成する上で最も避けて頂きたいのは、子どもの才能に気付いていながら、「枠」に囚われて、自分たちの気持ちを押し殺すことです。

どんなに優れた才能を持っていても、これは、植物の球根と同じです。光や水、質のよい土を与えなければ、なかなか育てることはできません。勿論、稀に、環境に恵まれなくとも、自力で才能を開花させた子どもがいらっしゃいますが、それは大変稀なケースです。(*過去に、少年院で運動神経が認められ、他人からの援助でスポーツ選手になったアフリカ系アメリカ人の男の子を指導したことがあります。これが、その例です。)

最後に、もし、自分が、「枠」を超えた発想に向いていないと思われたら、プロに相談してみて下さい。分野がなんであれ、プロの機関は情報をお持ちです。

残り少ない夏休み、いつもは気付かない、お子様の才能発掘に費やしてみてはどうでしょうか?

野村るり子

 

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