株式会社ホープス
〒107-0062
東京都港区南青山6-12-3
南青山ユニハイツ701号室
- 第二百七十三言「なんで、この仕事をしているかって?それは、仕事の本質が好きだからです」(2009年12月21日号)
- 第二百七十二言「年末年始、体の郵便配達さんを無視しないでね」(2009年12月14日号)
- 第二百七十一言「『十二人の怒れる男』を見て。プロ×プロ=スーパー作品」(2009年12月07日号)
- 第二百七十言「子どもは無限の力を持っている。声がけには気をつけて!」(2009年11月30日号)
- 第二百六十九言「ついに発売決定!、『3年あれば天才は育つ! 親も気づかない才能を「見つける」「引き出す」方法』(経済界)」(2009年11月23日号)
- 第二百六十八言「休憩と遊び。これが業務効率アップの秘訣」(2009年11月16日号)
- 第二百六十七「同窓会幹事の母たち」(2009年11月9日号)
- 第二百六十六言「マイケル・ジャクソンは King of Pop? それ以上です。Godです」(2009年11月2日号)
- 第二百六十五言「過ぎたるは及ばざるがごとし」(2009年10月26日号)
- 第二百六十四言「『装丁家』というお仕事。本に着せる洋服のデザイナー」(2009年10月19日号)
第二百六十七「同窓会幹事の母たち」(2009年11月9日号)
3年ぐらい前のことです。めったに参加しない同窓会が職場の近くであったので、ひょいと参加しました。そしたら、なぜか、同窓会幹事に選ばれてしまいました。
私は、幼稚園から高校まで一貫教育のミッション系女子校に通っていましたが、その学校の校風が野村のボーイッシュな性格にはマッチしておらず、中学三年で飛び出してしまいました。そんな、飛び出しっ子にも関わらず、同窓生としてウェルカムしてもらえたことはそれなりに嬉しく感じました。そして、ご恩返しの場として、幹事の仕事を請けることにしました。
そういえば、私に同窓会幹事の打診をしてきたのは、同じミッション系女子校では超マイノリティーのシングルで働く女性。「野村さん、シングルですよね。一人ぐらいシングルの人いないと、って思って推薦しようと思うの」
彼女は、野村と違い、学生時代からとっても優秀で、現在は、外資のブランドで働く、文字通りスーパーキャリアウーマン。
今、思えば、彼女が言った「一人ぐらいシングルの人がいないと」の意味が分かりました。シングル女性で、しかもまだまだ両親の介護の必要もない年代は、24時間を自由自在に使える特権を持っているからです。一方、ハウスワイフたちは、夫や子どもの世話をする傍ら幹事業をしなければならないですから、無理が利かないのも事実です。ワイフたちがする仕事ののりしろ役としては、シングルウーマンは大変重宝です。
しかし、今、同窓会の仕事を一緒にしてるワイフたちが、かなりの切れ者なのです。子どもの学校や塾、習い事への送り迎えの合間を縫って幹事業務。受験生の子どもの成績管理をしながら幹事業務。と、言ったように、家族のケアをしながら、の文字通り、ながら業務でテキパキと仕事をこなすからすごい。
今日も朝8時から、ノンストップで10時間幹事業務をしておりましたが、かかってくる、かかってくる、家族からの電話。そして、その対応もおみごと!
「パパ、娘の昼食用意してくれる?」
「○○君、朝干した洗濯もの取り入れてくれる?」
「○○ちゃん、犬の散歩代わりに連れてってくれる?」
「ママいないけど、ちゃんとお勉強してね」といった風に。
ハウスワイフとして家族を守る傍ら、社会貢献活動にも積極的に参加する女性たちは凄いです。24時間、自分の為ではなく、人に尽くす時間に充てているのですから。
あと、スーパーワイフは、手際もよい。それもそのはず、冷たいお料理と温かいお料理を手際よく同時に仕上げられるのですから、幹事業務の手際のよさも当たり前と言えば当たりまえ。また、空間間隔のよいスーパーワイフは、幹事業務においても、その力を発揮する。狭い収納庫に、ぴったりものをしまいこむ技術は、どこでも応用可能のようです。あと、スーパーワイフは、「ながら作業」ができる。車の運転をしながら、子どもの相談相手。まさに、動くカウンセラー。あと、彼女たちの、体力もすごい。荷台にいっぱいの買い物袋を詰め込み、チャリで坂を一気に駆け上がる。あの大腿四頭筋(別名太もも)もかなり凄い。
彼女たちの才能は侮れません。もし「私なんてぇ~。専業主婦で~。コンピューターも使えません」っとちょっと弱気になっている人がいるなら、自分の人生振り返ってみて下さい。子育て、夫の世話。これらができるのであれば、あとは、問題解決型と目標達成型のマインドさえ手にいれれば、いつでも社会復帰は可能です。
子どもが手を離れたら、もう一度社会で勝負してみませんか。あなたの才能で社会をプラスの方向に引っ張っていってください。
野村るり子
