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第二百七十二言「年末年始、体の郵便配達さんを無視しないでね」(2009年12月14日号)

 

3年あれば天才は育つ!』出版を記念し、アメブロを開始しました。アメブロのURLこちら

こちらでは、日々の出来事を写真入りで紹介。月~土に掲載しています。管理者は、林真理子さんのブログも担当されている、永井槇さん。仕事が正確で速いので、とっても信頼しています!それもそのはず、永井さんご自身が、プロのライターさんなのですから。

 

さて、では、早速、野村の一言に入りましょう。

 

今回は、アメブロでも触れましたが、体の声に耳を傾けて下さい!というお話。

 

この話は、南青山で開業医をされている、平田雅彦先生から教わったことです。彼は、書籍も何冊も出されている先生ですが、書くことだけでなくお話も上手です。お笑い芸人と同じぐらいのテンポでぽんぽんとお話をされます。だから、講演の依頼も多々あります。そして、話の中に冗談を交えながら、真実を伝える。おかげで、医学的な話が、子どもから大人まで誰でも、理解できてしまうのです。

 

平田先生のお話の中で印象に残ったのは、「人間の頭は嘘つき。体は正直」という言葉。

 

働き盛りの、ビジネスパーソンの頭は「大丈夫、大丈夫、元気元気!」といったメッセージを体に送る。しかし、体は「大丈夫でないよ!」と頭に訴えかける。そのために、熱を出したり、痛みを送ったりとメッセージを送り続ける。

 

しかし、頭は、体の声を無視して、「大丈夫、大丈夫、頑張れ!頑張れ!」と言う。そして、だんだんと、人間は、体の声を無視するようになり、頭の声に支配されて生きていく。

 

気づけば、ある日、突然死!といったことになるそうです。ここで、「突然」という文字を使っていますが、平田先生いわく、突然ではないはず、体はちゃんとメッセージを送っていたはずとおっしゃいます。それを無視し続けた人が、あたかも、突然過労で倒れたかのように見えるだけというのです。

 

お仕事大好きの野村にとって、これは耳の痛い話でした。そして、考えてみれば、私の周囲にも、働き盛りで、突然!といった話は多々入ってきます。その多くが、いつもニコニコ元気印で働いている方ばかりでした。

 

仕事って、年内に仕上げたいって思いますよね。また、新年も、ちょっと高めの目標なんかを掲げたくなりますよね。そんな時、頭君が「大丈夫、大丈夫!」って言っても、体君が「ダメダメ!休もうよぉ~」って言った時は、ちょっと、声を聞いてやって下さい。

 

あと、もう一つ。病気とか怪我で休むのって辛いですよね。そして、そんな時、同期や同僚が、ガンガン働いていると、焦りを感じませんか?そして、頑張り屋さんは「悔しい!!!」って思うもの。

 

でも、この「悔しい!!!」って気持ちって、次のことへの原動力としては最高の贈り物なんです。お金出しても買えないぐらい尊いものです。

 

私は、教える仕事を、18歳からしています。教育を通して、多くのことを人に与えることが出来ました。しかし、どんなに頑張っても、神様にしか与えられないものがあるって気づきました。その一つが、「本当に悔しい」と思えるだけの試練。

 

人は、相手が悔しく感じるような言葉がけをあえてしたり、悔しくなるような環境づくりをしたりはできます。それはそれは、指導者の中でも色々工夫しているものです。なぜなら、この悔しさがモチベーションアップに繋がることを知っているからです。しかし、バーチャルで作り上げた「悔しさ」って本当の悔しさにはどうしても叶わないのです。

 

よく、私が例に出すのが、モスクワオリンピックのボイコット。オリンピック代表になっていたにも関わらず、出場できなかった多くの選手たちは、その後、当時の悔しさをバネに、後継者育成に相当量の力を注ぎました。それが、今のスポーツ界を支えているのです。

 

HOPESの生徒さんは、みんな頑張り屋さんです。だから、その中には、頑張りすぎて、病気や怪我をして「悔しい!」って思っている人たちがいます。そんな人たちに、送りたかったのが本日のメッセージ。

 

神様って、思っている以上に、自分たちのことを見ています。休むべき時には、休ませる。悔しく思うべき時には、悔しく思わせる。

 

とにかく、皆さま、年末年始、無理なく笑顔で過ごしましょう。

 

野村るり子

 

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