株式会社ホープス
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- 第三百三十三言「大切な講師の使命。それは、保護者と子どもを同時にハッピーにすること。管理者と社員を同時にハッピーにすること」
- 第三百三十二言「自分の経歴書とプロフィールを作る」
- 第三百三十一言「性的虐待について考える。映画『白夜行』を見て、あなたに出来ることは何か?」
- 第三百三十言「ジャパニーズドリームもありです!」
- 第三百二十九言「映画『ソーシャル・ネットワーク』を見て。才能ある若者をどうサポートするか?」
- 第三百二十八言「"美しいあなたの笑顔"を記憶に残す」
- 第三百二十七言「あけましておめでとうございます。絵馬にしっかりと文字を書く!」
- 第三百二十六言「天才少年とスケジュール帳。1日の長さに気づく」
- 第三百二十五言「受験方式は、推薦?AO? それとも、一般を選ぶ? 『子どもの生き方』と『親の生き方』について話し合うことがスタートラインです」
- 第三百二十四言「ビジネスプランコンテストで優勝するには」
第二百八十五言「異なる時代。ことなる場所。しかし、同じものを手にした二人」(2010年3月15日号)
このたび私は、とても不思議な体験をしました。
昨日私は、ブログ『3年あれば天才は育つ!』で、路上ミュージシャン中村建佐(なかむら けんすけ)さんのCDを購入した話しを書きました。
すると、はるか遠くアメリカ東海岸に住む女性Hさんからメールが届きました。
彼女も、私と同じように中村建佐さんのCDを手にしていたのです。しかし、それはなんと、6年前のこと。そして、CDと出会った場所も異なります。
当時のHさんは、生きる方向に悩み、光を求めていました。その彼女に力を与えたのが中村建佐さんのサックスの音色でした。
彼が奏でる音楽は心が温まるものであり、道で聴いていて涙が出たそうです。
彼の温かさは、音色を通して、彼女の心に伝わったそうです。
そして、それがエネルギーとなったそうです。
地道に『ストリート』を'彼のステージ'として守りながら活動を続ける姿を見て、喜びを感じたそうです。
Hさんは、私が大変尊敬する女性です。岐路に立たされた時は、必ずといっていいほど、アメリカに電話をしては、Hさんに相談に乗ってもらいます。それほど、彼女を私は信頼しています。
このような野村にとってのメンターとも言えるHさんに生きる上での指針を与えたのが中村建佐さんの奏でる音色と、彼の生き方だったのです。
そして6年の月日が流れた今、その同じ音楽が、今度は、私のもとに届きました。
中村健佐さんの演奏には、人の心を自由にさせる力と、あるがままの姿で前に進ませてくれる優しさを感じます。
「無理をしなくていい」
「そのままの自分であればいい」
このようなメッセージが、聞こえてくるようです。
彼が、このような音楽を演奏できる理由は、彼の生き方にあるのかもしれません。
中村健佐さんは、大学卒業後、大手の技術系の会社に勤め、安定した生活を送られていらっしゃいました。その彼がサックスを勉強しはじめたのは27歳の時。音楽の勉強を開始するには、決して早い時期ではありません。しかも、彼は「楽譜から学ぶ」のではなく、耳で聴いて奏でる方法で、サックスをマスターされました。路上ライブで、手売りしてきたCDは5万枚を突破し、今ではホールコンサートを開くまでに至っています。
中村健佐さんの演奏が、私たちの心に響いたのは、型にはまった学習で得た音色ではなく、心で感じ、心で奏でた結果だったからでしょう。
異なった地域で、異なった時代を生きる二人が、同じものに感銘を受ける。そして、時代や地域を超えて、同じものを手にする。
これは、決して奇跡ではありません。同じ感性を持つもの同士が、同じようなものに惹かれるのは当たり前のことなのかもしれません。
「野村の一言」読者にもいらっしゃるのではないでしょうか?中村建佐さんの音楽と出会い、力を得た方が。
野村るり子
