トップメニュー左
事業内容
株式会社ホープス
〒107-0062
東京都港区南青山6-12-3
南青山ユニハイツ701号室

第三百二言「1票を投じたなら、その人にしかできないことを期待する」(2010年7月12日号)

ワールドカップサッカーで夜更かししたかと思えば、今度は、参議院選挙。

 

今回は、柔道、野球、体操競技、プロレスと、多くの元スポーツ選手、あるいは現役スポーツ選手の出馬が目立ちました。その中でも、当選が真っ先に決定した柔道金メダリストの谷亮子選手が話題となりました。

 

妻として、母として、柔道選手として、政治家として、全てをこなしたいと語ったことで、一部で批判の声があがりました。

 

しかし、私は、一つのことに集中して成果得た人間の方が、一つのことに一途になって成果を出していない人間より、政治の世界では求められるのではないかと感じています。一つの分野で得た知識や経験は応用可能で、他の分野においても、成功パターンへとつなげることができます。例えば、ビジネススクールで教える理論。これらも、過去の成功事例の研究から、成功を導く効率的な方法を体系化し、学問として他分野で適応させているものです。

 

むしろ、何かに一筋でなければ、真剣さが伝わらないとする古くからの日本の風潮にも問題があるのではないかと思います。まずは、結果を重視した上で、その人のとった行動を正当に評価してもらいたいと思います。

 

金メダル級の柔道選手として、また、家庭を守る女性として、政治活動を全うしたなら、その姿から国民が得るものは多いのではないでしょうか。

 

自分たちが投じた1票で選んだ政治家たちの欠点を見つける前に、「その人だからこそできるタスクは何か?」に期待しようではありませんか。

 

野村るり子

« 第三百一言「七夕。人の幸せを願える喜び」(2010年7月5日号)| ホームページTOPへ |第三百三言「中高生の皆様へ。米国大学学部進学説明会のすすめ」(2010年7月19日号) »