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株式会社ホープス
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第三百九言「親ばかは天才育成の基本。ただし、客観的に観察することが大切」(2010年8月30日号)

3年あれば天才は育つ!』を発売して以来「うちの子供天才ですか?」の質問がよせられています。

 

「うちの子には才能があるかもしれない」

 

このように思う習慣を持つことは大切です。

 

しかし、多くの場合、受ける報告の内容は、ママやパパの"主観的な考え"に偏っていることが多いです。

 

例えば、

「うちの息子天才的に走るのが速い!」

これでは、なんの分析もできません。

 

この場合は、

「うちの息子は、○年○月生まれの、○才。50メートルを、○秒で走ります」と報告してもらえるとありがたいです。また、実際に走っている時の画像があるとさらにありがたいです。

 

 

他の例では、

「うちの娘はファッションモデルなみにプロポーションがいい」

この場合も、説明が不十分です。

 

「うちの娘は、○年○月生まれの、○才。身長○センチ、体重○キロ。肩の付け根から手首までが○センチ・・」といった具体性があると助かります。

 

この客観的に事実を捉え、正確に伝えることは、天才発掘や天才育成において、大変大切なステップです。

 

 

次に、Nature or Nature (持って生まれたもの?それとも、トレーニングで培ったもの?) は、常に指導者が気になるところです。

 

 

特訓を受けて、ピアノの和音を聞き分けるお子様と、

全く教えたことがないのに、和音を聞き分けられるお子様。

 

これらの二つは大きく異なるタイプです。長期に渡り、特訓を受けたお子様はそれなりの結果を出します。

 

しかし、特訓を受けていないのに、能力を発揮しているお子様は、生まれつき特別な素養があるということになります。このタイプのお子様に、適切なトレーニングを加えることで、さらに優れた結果へと

つなげることができます。

 

本日は、簡単な例をあげて説明しましたが、最後にまとめてみましょう。

 

ステップ1:客観的に子どもを観察する。

ステップ2:正確に報告する。

ステップ3:どのような環境下で出た成果なのかを報告する。(トレーニングの結果か?トレーニングがない状態での結果か?)

 

「キラッと輝くお子様」を見つけられた場合は、以上3つの点を気にかけながら、ご報告下さい。

天才の卵は、日本国内いたるところにいらっしゃるはずです。

 

野村るり子

第三百八言「米国大学学部進学説明会&カレッジフェアで得たもの」(2010年8月23日号)

719日号の「野村の一言」で紹介した、「米国大学学部進学説明会&カレッジフェア2010」が去る822日(日)に行われました。13時~17時という、短い時間でしたが、必要な情報が見事にカバーされた素晴らしいイベントでした。以下がそのアジェンダです。

 

第一部:全体説明

第二部:大学紹介

第三部:受験プロセス

第四部:カレッジフェア(参加12大学がブースに分かれ参加者への個別対応)

 

このイベントに参加して得られたものを、3つに分けて説明します。

 

【参加費無料の背景】

このイベントは毎年無料で行われています。多くのスピーカーが参加し、今年で言えば、12もの大学がブースを開いたにも関わらず、なぜこのようなことが実現したのでしょうか?それは、各大学の卒業生がボランティアでこの会を運営しているからです。この愛校精神と、これから世界に羽ばたこうとする若者への思いが、"参加費無料"を可能にしています。

 

【若手リーダーの姿】

今回は、10代や20代の既存大学生や、社会人が経験談をスピーチしました。準備された資料の充実に加え、プレゼンテーション能力は今後日本を代表するリーダーに相応しいものでした。世界各国から集まった学生の中で討議を繰り返した成果が、このような場面でも見ることができます。さらに、彼らは、自分の意思で能動的にアメリカの大学に進学することを決意した若者たちです。従って、自分が発する言葉のひとつひとつに責任を持っています。さらに、発表時間を1秒も無題にしない、簡潔で分かり易いものでした。

 

【参加している高校生に感動】

今回、ひときわ目を引いたのは、高知県から、キャスターつきのバック片手に参加した女子高生の存在です。このイベント情報自体、自分の手で入手しています。

 

アメリカ大学の入学審査では、高校での成績のみならず、課外活動やボランティアワークでの貢献度、キャリアプラン、大学での学習計画等が、総合的に評価されます。そこで、私は、この意欲的な高校生に、二つの質問をなげかけてみました。

 

一つ目は、「高校の評定平均は?」

答えは、「3年間、評定平均が5」(オール5を3年間取り続けたということです)

 

二つ目は、「課外活動には参加しているか?」

答えは、「委員会の委員長」を務めた。

 

この段階で、私はこれ以上の質問は必要ないと感じました。過去から現在までを、学業のみならず課外活動でも力を入れている人間は、未来についても、確かなビジョンを持っているはずです。そして、1人で、東京まで足を運ぶ勇気と行動力があれば、"米トップ大学への合格"は彼女を待っていると感じたからです。

 

【心に残る一言】

今回、一番心に残った一言を特記します。

昨年、イェール大学と一橋にダブル合格した大学生のスピーチの内容です。

彼はアメリカの大学に進学すると決意した後も、4月~9月までの、6ヶ月を一橋大学に通いました。このように、日米両方の大学に通った理由をこう語りました。

 

「日本の大学とアメリカの大学、両方を知りたかった。両方に友達を持ちたかった」

これから受験をする高校生に向けてのアドバイスが大変印象的でした。

 

「アメリカの大学に合格すると、9月までの期間があいてしまう。それまでの、期間を、どう過ごすかは本人次第。半年あったら、本を読んで過ごしますか?アルバイトをして過ごしますか?ボランティアをして過ごしますか?私は、日本の大学に通うことを選びました。あとは、(ダブル合格した場合)あなた次第です」

 

「米国大学学部進学説明会&カレッジフェアで得たもの」

それは、情報だけでなく、人の生きる姿勢を見られたことだと思います。

 

野村るり子

 

 

第三百七言「The Karate Kid 見て下さい。二代目俳優。親の七光り、大いに結構。その先は自分の力ですから」(2010年8月16日号)

月9ドラマ、『夏の恋は虹色に輝く』を見た人が、

 

「このドラマ、恋愛ものとしては、どうなんでしょう?視聴率が今一つ・・・」と言ってきました。

 

そこで、野村はお答えしました。

 

「このドラマ、恋愛ものとしてみるより、二代目俳優の苦悩について考えながら見たら、面白さが、倍増しますよ」と。

 

このように感じた背景には、HOPESに通う若い受講生の影響があります。

 

HOPESの個別指導には、多くの二代目さんが通っています。会社経営者のお子様や、著名人のお子様、・・・。彼らの抱える悩みは、一般の人たちには理解し辛いものがあります。

 

なにしろ、子どもたちが、自らで自分の人生を切り開くよりも前に、

「○○さんのお坊ちゃま」

「○○さんのお嬢様」

というレッテルをつけられてしまうから。多くの二代目のお子様たちは、このことを快く思ってはいません。

 

「もっと、僕自身を見て!」

「もっと、私自身を見て!」 と心の中で叫んでいます。

 

そして、このような子どもたちの多くは、周囲の期待に応えるため、一生懸命努力します。

 

しかし、成功すれば

「親の七光りがありましたから、当たり前」や

「血筋がよいから当たり前」と言われる。

 

それでいて、成功しないと

「○○さんのお坊ちゃまなのに(お嬢様なのに)ねぇ?」と言われる。

 

勝っても負けても、何かマイナスなことを言われてしまうのですから。子どもたちは精神的に疲れます。

 

さて、こんなことを真剣に考えているところに、嬉しい米映画と出会えました。

 

the Karate Kid(日本タイトル『ベスト・キッド』、1984年)のリメイクです。

 

ラルフ・マッチオ(少年役)とミヤギとノリユキ・パット・モリタ(指導者役)主演のこの映画は、全米で9100万ドルを突破する大ヒットを記録でしたものです。転校先の学校でイジメにあった少年が、自分の身を守るため、空手を習う。空手の指導者は、空手の練習を通して、生きる上で大切な精神論も教える。このようなストーリーです。

 

大ヒット映画のリメイクともなると、期待がかかるところです。今回は、指導者役には、ジャッキー・チェンが、少年役には、ジェイデン・スミスが起用されました。

 

 

この、ジェイデンスミスこそが、二代目俳優なのです。

 

ジェイデンは、俳優 ウィル・スミスと、ジェイダ・ビンケット=スミスの間に生まれた男の子。8歳の時には、映画『幸せの力(The Pursuit Of Happyness)に父親ウィル・スミスの息子役として出演しました。

 

おそらく、この役が決定した時は、"親の七光りで手に入れた役"と思った人も少なくはないでしょう。しかし、実際に、8歳のジェイデンの演技は、全米を涙させる素晴らしいものでした。

 

それから、4年。12歳になったジェイデンの演技はさらにレベルアップしていました。皆様も、映画館に足を運び、自分の目で、ジェイデンの成長を確認して下さい。

 

演技力だけでなく、身体能力も見て下さい。

彼が、4年間、たゆまぬ努力をしてきたことが分かるはずです。

 

親の七光り。多いに結構です。

 

確かにスタートラインは、他のお子様より少しリードすることになるでしょう。しかし、長い人生において、実力なくして、トップにい続けられる二世さんは1人もいません。

 

最後は、個人の実力です。

 

本ブログをお読みの、二代目さんたちに、お伝えしておきましょう。

必ず、あなたのご両親ではなく、あなた自身の努力や、それ故に得た成果を正当に評価する人たちはたくさんいます。少なくとも、野村はこれからも、"あなた"を見ています。

 

野村るり子

 

 

第三百六言「チームワークなくして、何ができましょう?」(2010年8月9日号)

3ヶ月ほど前に着手した書籍執筆の仕事ですが、本日、再校原稿を提出することができました。

 

既に、何回も読み直しながら書き上げたものですが、今回は「著者」の目線で一回、「読者」の目線一回、読み直してみました。

 

すると、ほんのわずかな表現の違いまでも見直すことができました。

 

例えば、主人公が愛おしい女性を呼ぶ時。

ある時は"この人"、

ある時は"彼女"、そして

ある時は"ガールフレンド"と呼びます。

 

その時々、主人公の置かれた状況や感情によって、ニュワンスが異なってくるからです。これら一つ一つを、登場人物の立場に立って「そこに当てはまることばは、これ以外ない!」と言い切れるところまで妥協せず直しました。

 

このようにして、丁寧に書き上げた原稿を受け取られた出版社の方は、私に大変うれしいお話をして下さいました。

 

「イラスト担当者が、今、本当に頑張ってくださっています」

「デザイナーの方が一生懸命、表紙を考えて下さっています」

「社内では、タイトルの案の中からどれがベストか、検討しています」

     ・・・。

 

1冊の書籍を書き上げるのは、一人ではできない作業です。私は、原稿を書くだけの人間です。この原稿が読者の手に渡るまでには、多くの人たちの手が加わります。

 

まさに、チームワークによって、1冊の本が出来上がるのです。

 

 

しかし、このように心の底から思えるようになったのは、ここ何年かのことです。

私の人生を振り返れば、決してチームワークに長けた人間ではないことが分かります。

 

ある時、「私は一人で生きていく方が楽!」と口にしたことがあります。すると、年下の男性社員に「野村さん、この世の中は一人で生きてきえませんよ」と注意されました。

 

それに対し「個人事業主なら大丈夫でしょう」とわけのわからない反論をしました。その人は穏やかに「商店街で小さなお店を開いたとしても、組合の方や、お客様や、卸の方やと、多くの人たちが野村さんと出あうでしょう」と説明をしてくれました。

 

当時の私は、今以上に尖った性格の持ち主でしたから、納得しないまま、この会話を終えました。

 

それから、10年経った今。「この世の中には、100%一人で完成できる仕事はない!」と私は言い切れます。

 

本を書く仕事などは、比較的一人で過ごす時間が長い仕事です。それでも、自分の書いた原稿が1冊の本となって、読者の手に渡るまでには、多くの人たちの力が必要になるのです。

 

そして、このチームワークは、一人が真剣に取り組むことで、連鎖していくことで、「真剣な気持ち」が連鎖していくものです。

 

真剣に書いた原稿を手にしたイラストレーターさんが、真剣に原画を起こす。

 

二人の仕事を見たデザイナーさんが、少しでも多くの人が書籍を手にするよう、表紙の色や文字の形を真剣に考える。そして、

 

販促担当者さんは、どの書店のどの売り場に置くことが最も読者の目を引くかと真剣に考える。・・・

 

出版まであと一息です。

 

完成したら、必ず野村のプログhttp://ameblo.jp/ruriko-hopes/ か、「野村の一言」で報告致します。是非、最後まで、私たちを暖かく見守って下さいね。

 

野村るり子

第三百五言「第一印象~やっぱり見た目は大事です~」(2010年8月2日号)

このたび、「大人の寺子屋」が開催した勉強会にて、HOPES登録講師の小林瑠美先生が登壇しました。セミナータイトルは、『これで完璧、第一印象~やっぱり見た目は大事です~』

 

タイトルだけを見ると、これって人を外見で判断するの???と批判を呼びそうですね。しかし、実際の内容は、恋愛でもビジネスでも、どこでも利用可能なコミュニケーション術についてです。

 

まずは、講師の紹介から。

小林瑠美先生は、学生時代にはステージモデルもされてこられた、健康的で大変美しい方です。現在は歯科医や会社経営者として活躍されています。

 

次に、今回のセミナーの内容。

聞き手が、視覚から得る情報 55%、聴覚から得る情報 38%、言語から得る情報 7%。すなわち、顔の表情、しぐさ、見た目、声の質・大きさ・テンポ・口調などによって、聞き手は全体の93%の情報を得ようとします。(メラビアンの法則)

 

さらに、人間は、2秒~7秒で相手を直感的に捉えようとします。また、人は、段階を経て、相手を受け入れたいか否かを判断します。

 

 ステップ1:最初は感情でレッテルを貼る、

 ステップ2:思考でレッテルを貼る、

 ステップ3:利害関係などでレッテルを貼る。

 

これらは、全て心理学で裏づけされたことです。

 

小林先生は、これらの学術的見解から、以下の二つを結論づけました。

 

1)    自分が人を評価する場合、直感だけで誤った判断をしていないか注意する必要がある。

2)    評価される側に立つなら、後天的に調整できることは、積極的に調整することが大切。(服装や笑顔、歯や爪のケア、相手の話を聞く姿勢など)

 

今回は基礎コースでしたが、小林先生は他にも、応用コースも複数お持ちです。以下がその一例です。

 

「同性のお友達のつくり方」、

「異性のお友達のつくり方」、

「デートへの誘い方」、

「上司や部下との接し方」、

「年令の異なる方との接し方」など。

 

実際に、レストランでどのようにオーダーを取るかや、初対面の方をお誘いする上で、好ましい場所、好ましくない場所など、具体的な例が含まれた内容です。

 

小林先生のレッスンにご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。info@hopes-net.org

 

グループレッスンだけでなく、個別レッスンも随時開催しております。

 

野村るり子