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第三百二十五言「受験方式は、推薦?AO? それとも、一般を選ぶ? 『子どもの生き方』と『親の生き方』について話し合うことがスタートラインです」

2010年、残り僅かになってきました。

 

そして、受験生の皆さんは、推薦やAO受験で既に結果が出ている方もいらっしゃれば、センター試験に向けて、ラストスパートをかけられている方もいるでしょう。

 

さて、受験と言えば、よく聞かれる質問が、

「僕(私)は推薦で受けるのと一般で受けるのと、どっちがいい?」

 

この質問に対しての野村の答えは、

「あなたの生き方次第。あなたの目標次第」です。

 

将来、何か大きな目的を持ってビジョンを描き、リーダーシップを持って多くの人数をマネジメントしたいのであれば、AO受験はあなたにあった試験でしょう。

 

一方、大企業に入って、与えられた仕事を正確に、そしてより短時間でこなすのが好きな方なら、一般試験を目指してはどうかと思います。

 

受験のスタイルが毎年、少しずつ異なっているのは、ジョブ市場が求める人材が少しずつ異なっていっている結果です。ですから、受験を考える前に、自分がどんな立場でどのように働いているかをイメージして受験方法を考えたらよいでしょう。

 

では、「好きな方法がベストか?」と言うと、そこまで安直に答えられるものではありません。向き不向きというものがあります。例えば、「大きな絵を総合的に描くことが得意な人」「これまで、学業意外の分野でも成果を収めてきた人」。そんな人には、AOや自己推薦は向いています。

 

また、常に、正解に向けて答えを導くことが好きな人。模試結果が上がると、密かに喜びを感じてしまう人。また、今、自分が何になりたいかは明確に言えないので、大学に進学してから決めたい人。こんな人には一般試験が向いているでしょう。

 

すなわち、受験とは、どちらの方法がよく、どちらの方法が悪いというものではなく、己を知り、己にあった方法を選ぶことが大切なのです。

 

最後に出てくるのは、やはり家族(特に親)と子どもの意見の相違かもしれません。

 

「特技を生かしてAO受験した方があなたに向いているでしょう・・・」と話す母親。それに対し、「僕(私)は、一般試験で、自分の実力を試したい」と言う子ども。

 

また、この反対もあるでしょう。

 

大切なことは、家族で話し合うことかもしれません。その中に折衷案を見出せるものです。

 

しかし、この家族での話し合い。突然受験の数ヶ月前に始めても遅いです。小学校、中学、高校と家族で話し合う機会を持っていなかった家族間で、突然「あぁ、これから家族で会議だ!」と叫んでも、あまりよい結果に繋がらないでしょう。

 

子どもの目標は何か?

家族の目標は何か?

両者間での重なりはないのか?

 

常に、このようなことを考えながら生きていくことが保護者にとっても子どもにとっても大切です。

 

 

野村るり子

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