株式会社ホープス
〒107-0062
東京都港区南青山6-12-3
南青山ユニハイツ701号室
第三百三十言「ジャパニーズドリームもありです!」
表参道とは面白いところです。
歩いていても、走っていても(よく慌てて走っています・・笑)、カフェのテラスでお茶をしていても「るり子さん!」と声をかけられます。
本日も、カフェでお茶をしていると、女性起業家の先輩が話しかけてきました。
「歯科医の○○さんは、本業に余裕が出てきたので、女性起業家支援をするそうよ・・・」
「医者の○○さんも、余裕が出てきたので、若い女性リーダーの育成に力入れるそうよ・・・」
「・・・ねぇ、るり子さん。あなたも、手伝わない?」
本業が軌道に乗ってきたら、社会活動で自分の時間やエネルギーを投入しませんか?、とのお誘いでした。
仕事をしていて、余裕などというものは、そうそう感じられるもではありません。しかし、一歩引いて自分の人生を振り返ると余裕が出てきていることに気づきます。
10年前と今、
5年前と今、そして
昨年と今。
水面下のバタ足は、徐々に少し緩やかになってきています。なら、好きな社会活動に力を入れるのも楽しいだろう。
多くの起業家の先輩は、男性、女性に関わることなく、既に社会活動に力を入れています。支援したい団体に寄付金を送ったり、支援したい個人のスポンサーになったりと。
ただ、支援する側にもインテンションというものが必要です。例えば、「芸術が好きだから有能な芸術家を支援する」や「○○はマイナーなスポーツだけど、有能なアスリートを日本代表として送り出したいので支援する」といったように。
今度は、支援される側について考えてみましょう。支援を受けるのは、ただ、なんの目的なく、なんの行動も起こさず、「恵んで下さい」と乞うのとは異なります。支援したくなるような志を持って行動をしていなければならないでしょう。
最近ようやく、ホープスにも「是非、アスリートの○○君を無償で応援して貰いたい」との便りが届くようになりました。そして、社員全員がその個人を応援したいと心から思えた時、無償で援助するようにしています。
しかし、"無償での援助"に慣れていない日本でネックになってくるのは、個人を取り巻く周囲の反応です。
「そんな、上手い話があるはずない?」と疑う人も少なくありません。
日本は、集団主義の傾向が強い国です。同じ姓を持つ親戚や、同じ学校の後輩といった、同じ集団の中での後輩を支援することはあっても、いわゆる「縁もゆかりもない他人」への支援に対しては、とても慎重になります。
そんな時、野村は、支援したい対象者のご家族や、その個人を取り巻く人たちに対して、できるだけわかりやすく「支援の理由」をお伝えするようにしています。
なぜ、自分たちが、この個人を支援したいのか?
なぜ、この支援活動が、自分たちにとって喜びであるのか?
この支援活動によって、社会がどのように変わるか?
等々。
もし、支援の理由が道理にあっていたなら、是非、オファーを受けてもらいたいものです。
既に、多くのメディアで公開している通り、野村がHOPESを設立した時、学費ローンが1000万円以上ありました。ですから、0からの起業ではなく、マイナスからの起業だったわけです。その時、ゼネラルエンジニアリング株式会社の河合光政会長は1000万というシードマネーを用意してくれました。
このシードマネーを受け取るにあたり、周囲の人からの反対がなかったかと言えば、そうではありません。「そんな上手い話はない!」と何人もの人から忠告を受けました。
しかし、十分な調査を行った後、自分の目で信じ、この援助金を受けようと決意しました。また、この決意のお陰で、支援者が銀行に同額を預けるより「この個人を支援してよかった」と思ってもらえるよう頑張ろうと心に誓えました。
このような経験があるからこそ、今、人を無償で援助したくなります。では、起業後10年経った自分に何ができるでしょう?
無償でGiveして下さった方にGiveで返す。これは当然のことです。
プラスアルファーしたいのは、現在 Giveできないが"溢れんばかりの才能と素晴らしい志を持った若者"を無償で援助することです。
自分が10年前してもらって嬉しかったことを、今度は自分がする番です。これは、自然と湧き出る感情ではないでしょうか?
最後に、才能や志を持ったお子様を持つ保護者の方へのメッセージを書かせて頂きます。
もしご自身のお子様を無償で援助したい、とおっしゃる方が出てきた時、十分な調査は必要です。しかし、支援者が信頼できる個人や組織と判断できたら、支援を受けることも一つの選択肢として心に留めておいて下さい。
これからの日本、ジャパニーズ・ドリームは"幻"ではありません。現実に起こりうる"現実"です。
野村るり子
第三百二十九言「映画『ソーシャル・ネットワーク』を見て。才能ある若者をどうサポートするか?」
『ソーシャル・ネットワーク』(映画)の初日。どの回も満席状態でした。これは、カンヌ映画祭発表作品『告白』以来のこと。それほど、注目されている映画ということでしょう。
映画全体についてのショートコメントは、野村のブログに書き込みましたので、是非、ブログをご訪問ください。
アメブロの方はhttp://ameblo.jp/ruriko-hopes/へ、GREEの方はhttp://gree.jp/nomura_ruriko/blogへ、どうぞ。
「野村の一言」では、超人的な能力を持った若者をどうケアするかをテーマに、書きます。
私は長年、「天才とアスペルガー症候群」との関係について深い興味を持ち文献調査を続けています。まさに、この映画の主役、マーク・ザッカーバーグは、アスペルガー傾向にある天才大学生と感じました。
アスペルガーの特徴は、一般の人と会話が噛み合わない。決して、相手を傷つけるつもりはないが、周囲からは"辛辣"と取られる表現を、次から次へとしてしまう。相手の表情からメッセージを読み取れず「会話のキャッチボール」がうまくいかない。
マークの場合、自分の感情のコントロールが難しくなると、その悲しみや怒りからなるエネルギーを、コンピューターに向けます。多くの大学生がパーティーや彼女との時間に費やすエネルギーを、超人的な能力をもってハッキングやプログラミングに当てています。
その結果、大学2年生という若さでFacebookの基本的なプログラムを短時間でつくりあげられたのではないかと思います。
すなわち、アスペルガー傾向にあったことで、マークは社会現象にまでなったSNS開発ができたと考えられます。しかし、その陰には、マークの"若者"としての苦悩があったことも容易に想像できます。
マーク自身は"最年少の億万長者"になったことを「成功」とは捉えていないでしょう。ただ、思うままに開発したものに、お金がつき、ビジネス展開へと繋がったというだけのことではないでしょうか?なぜなら、マークを突き進めた原動力は、「お金」や「名声」ではなかったのですから。
ここで忘れてはならないことがあります。どんなに超人的な能力を持った少年であってもEQレベルは、その年齢にあったものであるということです。
例えば、若い女性に興味を持つ、フラタニティー(選ばれた人が声をかけられる大学の社交界)から声をかけられる親友エドゥアルド・サベリに嫉妬する。これらは、普通の大学生の感情です。
ではここで、マークを支援し続けた、親友のエドゥアルドの立場に立って考えてみましょう。マークと比較すれば、エドゥアルドはいたって平均的な好青年です。対人コミュニケーションが人並みにでき、富裕層の家庭に育ち、経済や経営に対する基本的な知識を持っている。そして、"風変わり"と思われがちなマークを、そのまま受け止める、人の真髄を見抜く目を持っています。
しかし、エドゥアルドが天才かと言えば、天才とは言い切れません。私の見るところ、総合的な能力と努力でハーバードに合格した"優秀者"ではないかと思います。さらに彼の特徴は、誠実さや純粋な心を持っている点です。こんな彼は、超人的な才能故、マークに近づく人々の存在に脅威や焦りを覚えます。
この映画には、他にも、こんな青年たちが出てきます。家柄、容姿、知力に恵まれ、さらにオリンピック出場レベルの運動神経をも持った、双子のウィンクルボス兄弟。
彼らは、"ハーバード生としての誇りを持つ"ことと、自分たちの考案であったFacebookが自分たちの知らないところで、猛スピードで展開されていくことへの恐怖心と戦います。
この映画を見て私が感じたことは、「どんなに優れた能力を持った大学生であっても、エモーショナルな部分での葛藤は、年相応であるということ」
おそらく、私たちの周囲にも、マークや、エドゥアルド、ウィンクルボス兄弟のように、周囲からは、"才能の塊"と思われるような若者たちは多くいるでしょう。
そこで、忘れがちになってしまうのが、彼らのエモーショナルな部分です。
彼らの持つ感情は、多少の差はあれども、生きてきた長さに見合ったもののはずです。これらの若者たちの才能に多額の投資金が集まったとしても、彼らが10代、20代、の感情を飛び越して、40代、50代のビジネスパーソンの感情を手に入れるのは難しいです。
私はよく、「どんな小さな子どもも子ども扱いしてはいけない、小さな身体をした大人として接するように」と、子どもを取り巻く大人たちにお願いしています。
それに加え、今回お願いしたいことは、「どんなに超人的な才能を持った若者であっても、その若者たちには、その年齢にあった感情があることを忘れないで欲しい」ということです。
このような気持ちで、周囲の大人たちが若者たちを見守れば、彼らの才能は、世界の経済を揺るがすような大きな発明へと繋がることでしょう。
そして、資金援助をするにしても、必ず、考案者全員の名前が"クレジット"として残る方法を取って頂きたいと思います。そうすることで、仮に、発足者のうち何人かが、そのプロジェクトを離れ、新たなプロジェクトに加わったとしても、同様に社会貢献に繋がるような大きな力を発揮してくれることでしょう。
野村るり子
第三百二十八言「"美しいあなたの笑顔"を記憶に残す」
皆さん、三連休、どのようにお過ごしでしょうか?
連休など関係なく、忙しくされていらっしゃる方も多いことでしょう。
そして、年始早々「早く結果が欲しい!」と思っている方もいるでしょう。
営業をされている方の場合なら、
「この一本の電話でアポを取りたい!」
「この一回の訪問で発注を取りたい!」
といった具合に。
本日、若いエステティシャンの女性から相談を受けました。
「先日、弊社のキャンペーンでいらした新規のお客様に言われてしまったのです。
『私は、美容に全く興味がない!』って・・・」
そこで、野村は伝えました。
「そのお客様が、全く美容に対する興味がないとは思えませんよ。
興味がなかったら、キャンペーンであっても、あなたのお店に立ち寄ることがあったでしょうか?
ないのは、お金かもしれません。
他に美容以上に費やさなければならない、何かがあるかもしれません。
お子様が大学に入ったばかりで学費が必要であったり、
お家のローンがあったり、・・・。
でも、そのような方々でも、どこかで、心に余裕が出てくる瞬間があります。その時、何が頭に浮かぶかです。
子どもが大学を卒業して、自分のパートのお金を自分の為に費やせるようになった瞬間。
家のローンが終わって、食費のやりくりが楽になった瞬間。
忘れていた定期預金が満期になった瞬間、・・・。
こんな瞬間に、何が頭に浮かぶかです。
『あの時のエステティシャンのケアはよかったなぁ。あのエステティシャンにまたお会いしたい』
そう思ってもらえたなら、その人は、必ず再度あなたのお店のドアを叩くでしょう」
私の周りにも、実際には多くの明確な目標を持ちながら、
「お金がない」という理由を口に出来ず、「興味がない」や「はじめるのが面倒」といった別の理由を挙げて、目標達成を回避する人たちはたくさんいます。
でも、その殆どの人たちに、質問をしてみて下さい。
「もし今、"1億円"自由に使えるお金があっても、同じ気持ちですか?」と。
大切なことは、1億円どころか、1千万円、百万円、はたまた10万円や1万円。あるいはそれ以下でも結構です。心に余裕を持てるお金が舞い込んできた時に、"あなたのこと"や"あなたの会社のサービス"を思い出して貰えるかです。
これは、営業業務に限ってのことではありません。彼や彼女に、デートを申し込んだ時も同じです。
「時間がないから」、
「その映画に興味ないから」、
「別に、今、中華食べたくないし」、・・・と様々な理由で断るかもしれません。そんな時でも、明るく元気に接して下さい。
そうしておけば、その人に心の余裕が出来た時、あなたの笑顔を思い出し、相手から、誘ってくるかもしれません。
すぐに結果が出ないと、焦りを感じたり、憤りを感じたりする。これはよくあることです。そんな時でも、その気持ちを感情的に表現するのではなく、あなたの"美しい笑顔"を記憶に残すことが大切です。
「では、またの機会に」と笑顔で別れ、
そして、相当経ってから連絡があったとしても、「いまさら!」と怒るのではなく、
「私のことを覚えていてくれてありがとう!」とまた、笑顔で返す。
美しいあなたの笑顔が、相手の記憶に残る。そんな2011年にしてみませんか?
野村るり子
第三百二十七言「あけましておめでとうございます。絵馬にしっかりと文字を書く!」
皆さん、
あけましておめでとうございます。
株式会社ホープスを設立して、10回目のお正月です。ホープスは皆さんのご支援のお陰で、10歳になりました!まだまだ、未熟ではありますが、今後とも、ご指導の程、よろしくお願い致します。
さて、今年のお正月は、ホープス10歳の記念も兼ねて、野村は自分に「休む!」を義務づけました。昨年までは、大晦日も元旦も、なんやかんやで働いておりました。
そして、「休む」時間を「読書」の時間に充てることにしました。この計画は、数ヶ月前より立てており、正月に読む本として、前もって16冊ほど書籍を積み上げておきました。ですから、仕事納めを待って、「よ~い、ドン!」で迷うことなく読書を開始できました。
読書のテーマは、「心理学」と「文学」
近い将来、児童心理学をテーマに、読みやすい文芸を書きたいと思ってのことです。そこで「心理学の専門書」を読んだら、次は「文芸の良書」、そして、また「心理学の専門書」・・・といったように、心理学の専門書と文芸とを交互に読みました。
読書に一区切りつけては、大掃除をしました。そして、古い書籍を整理することで「自分にとって残しておきたい、大切な書籍」が明らかになりました。
最後は、書籍を二つのバックに詰め込み、関東脱出を図りました。行き先は、京都。「なぜ、京都?」と聞かれても、言葉に詰まるのですが、ただ単に、心の声が、「京都に行け!」「京都に行け!」と騒いだからです。
そして、まる1日、京都で、祈願の散歩。
まずは、北野天満宮で合格祈願。
金閣寺では、観光客の例に漏れず、写真撮影。
最後は、伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)で、金運と開運を祈願(笑)
最初の、北野天満宮では、自分の絵馬を書き終わった後、そこに飾られた数々の絵馬を見比べて、「合格率の高い人の絵馬」をピックアップしました。
合格しそうな人の絵馬は、
① 文字がとにかく読みやすい。略字を使わず、正確。決して達筆と言っているのではありません。ただ、答案用紙を採点する側の立場に立って考えれば、このような文字はありがたい。
② 持参したマジックか筆ペンで書かれている。北野天満宮には、墨と筆が用意されていましたが、少し水気が多く、文字のにじみが気になりました。ちゃんと、マイマジックやマイ筆ペンを用意した人は、受験においても心遣いが隅々まで行き届いており、準備に手抜かりがないでしょう。
③ 文章が具体的。「東京大学、絶対現役合格!」「第一志望、京都大学、合格!」と自分の目標を具体的にそして、堂々と書ける人は、受験勉強においても、具体的な対策を練って、自己責任のもと計画を進めて行くでしょう。
では、ここで、逆のパターンも参考までに・・・
絵馬にじんだ文字で「合格しますように」と抽象的。
これでは、説得力ないですし、本当に、最後まで自分の行動に責任持つの?って思ってしまいま。
誓ったことと、現実が一致しないことを恐れる必要はないのです。それより、自信を持って、目標を明らかにし、それに向けて行動を起こし、起こした行動に自分で責任を持つ。この姿勢が大切なのです。
と、最後は、絵馬について熱く語ってしまいました。
みなさんの2011年、
「絵馬にしっかりと文字を書く」
こんな年初めにして下さい。
野村るり子
