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第三百七十四言「成功してから退く。これが成功を繰り返す秘訣」

この週末、横浜国立大学の体育館まで体操競技の試合を見に行きました。

 

この日は、私が3年間応援し続けてきた体操選手Tくん引退試合でした。

 

Tくんは、最終種目の床で、完璧な演技を披露し、着地が決まった瞬間、号泣しました。この涙には、多くの意味が含まれていたと思います。

 

Tくんは、中学、高校、大学と体操競技を続けていましたが、合計20回の怪我や病気を繰り返し、大学時代も入退院を繰り返していました。どんな壁に直面しようとも、常に前向きに歩み続けてきたTくんにとって最後の試合は大きな意味があったのでしょう。

 

おそらく、走馬灯のように、嬉しいことも、悲しいことも、辛いことも、全て思い出が脳裏に浮んだのだと思います。

 

しかし、最終種目の着地を決めた瞬間、Tくんの思いはひとつに集約されたことでしょう。それは、"幸福感"の一言です。

 

結果、T君が所属する大学は団体総合で1位になりました。

 

T君は試合が終わった直後、私にメールを送りました。その最後には、このように書かれていました。「・・・今度はフィールドを社会人にかえて頑張ります」

 

大学生活もあと残すところ、4ヶ月。4月からは社会人です。このように、最後までひとつのことをやり通し、自分にとっての「成功」を記憶に残し納得の行く退き方をした人は、その後何に挑戦しても成功するでしょう。

 

なぜなら、成功の仕方を知っているからです。Tくんは、辛いリハビリの最中に、体操競技を退いたわけではありません。また、孤独な入院中に体操競技を退いたわけではありません。

 

自分にとって、満足ゆく演技をした瞬間に退きました。

 

さて、私のブログを読んでいらっしゃる方の中には、「辛い時」に何かを退いた人はいませんか?これは、決して成功者の退き方ではありません。このように、辛い時に退く癖がつくと、その人の思い出は何に対しても「~は辛かった」となってしまいます。

 

会社を退く時も同じです。会社を退き転職をすることは、決して100%否定できるもではありません。転職によってキャリアアップした人もいます。ただ、もし、退くのであれば、会社の仕事が順調で、「自分は成功している」と実感できている瞬間でしょう。自分は惨めだ、失敗している・・。こんな気持ちの時退くのでは、その会社でのいい思い出も全て「辛い思い出」に塗り替えられてしまいます。

 

私は、今後キャリア教育をする上でも、多くの怪我や病気を乗り越えて満足ゆく最高の演技で最終種目を終えたTくんの話を伝え続けることでしょう。

 

野村るり子

 

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第三百七十三言「治まらぬ、ジョー・パターノ監督解任報道。自己の冷静な目で真実を追究したい」

 

皆さん、こんにちは。ペンシルベニア州立大学卒の野村るり子です。

 

 

私の母校ペンシルベニア州立大学で大変残念な事件が起きました。同大学フットボールチーム監督のジョー・パターノ氏が今月9日に監督職を解任されました。

 

同大学の元コーチが複数の少年に性的虐待を加えていた事実を知りながら、その事実を上司に報告したものの、警察への報告を怠っていたとしての解任でした。 

 

ジョー・パターノ氏は、ペンシルベニア州立大を46シーズンにわたって指導し、通算409勝を挙げた名監督です。84歳の今でも、選手とともにフィールドに立つ熱血監督です。 

 

この解任報道に憤りを感じた同大学の学生は、解任を決定した大学側と今回の問題をスキャンダルとして取り上げた報道関係者を相手に暴動を起こしました。動画に収録された暴動の様子は、同大学の学生によってYouTubeにアップされ、瞬く間に世界中に広がりました。 

 

問題はさらに、違った方向でも広がっていきました。俳優のアシュトン・カッチャーが自身のTwitterでジョー・パターノ監督を擁護するつぶやきを投稿したところ、今度はフォロワーから反論が殺到しカッチャー氏は当面つぶやきを自粛することになりました。 

 

この一連の騒動を見て、私は、何か複雑な心境に陥りました。まずは、私が愛するペンシルベニア州立大学の名前がこのような形で一人歩きしていることについてです。もう一つは、YouTubeTwitterによって広がる自由な発言が、問題の本質から乖離し、異なった方向へ飛び火を繰り返しているように感じたからです。 

 

最後に、私が知るジョー・パターノ氏について書きます。彼は、フットボール選手に限ることなく、キャンパスで出あう全ての学生に対し励ましの言葉をかける教育者であると感じてきました。今後も、自己の冷静な目で真相を追究し、公平な目で事実を受け止めようと思います。

 

野村るり子

 

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第三百七十二言「使ってはいけない言葉、いくつ使っていましたか?」

出張帰りの東京駅。ふらっと立ち寄った、駅構内の書店に『人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉』(かんき出版、千田琢哉著)を見つけました。

 

数ページ読んだところで、「そうそう、その通り!」と声に出してしまいました。

 

NGワードとその解説は、以下のようなものでした。

     「教えてもらっていません。」・・・会社は学校ではない。教えてもらえなかったのは、あなたが聞かなかったからだ。

     「今やるところです。」・・・上司から「まだか?」と言われた時点で、すでにゲームオーバーなのに筋違いのセリフでごまかさない。

     「緊張であがってしまったので失敗しました。」・・・そもそも緊張するものです。緊張して半分の力しか出せないのなら、最初から200%の準備をすべき。

 

最初は、社員に読んでもらおうと、気になるページにポストイットを貼っていきました。「この言葉は、ベテランAさんの口癖」、「この言葉は、新人Bさんの口癖」などと言いながら、ペタペタと。すると、大変なことに気づきました。なんと自分の口癖もたくさん含まれていました!

 

■「もう少し具体的にお願いします。」・・・具体的な話を引き出したかったら、方法は一つしかない。具体的な質問をすることだ。

 

野村は、ついつい部下に言ってしまうのです。「だ、か、ら、6W2Hで整理してから話してよ!」と声を高めて。(反省m(__)m

 

■「小出しではなくまとめてお願いします。」・・・小出しでも提供していただけたなら、まずは「ありがとう」。交渉はすべてそこから始まる。

 

これも、野村がよく部下に言ってしまうことです。頭の中がまとまっていない状態で、思いついたままに話されると、ついつい「ねぇ、頭の中で整理してから、話してくれる?」なんて。

 

部下としては、思いついたことを思いついたままに話さなければ、大切な情報を忘れてしまいそうだったのでしょう。まずは、「ありがとう」その後、メモの取り方や情報処理の仕方を教えればよいのですよね。(反省m(__)m

 

最後に、ポストイットを貼ったページの数を数えたら、45ページ!

 

今後は、このひとつひとつのNGワードを社内の会話から消すことで、社員全員最高に楽しい人生を送ってもらいます。

 

その結果、HOPESを愛して下さるお客様にも気持ちのよい時間を提供してあげることができるはずです。

 

『人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉』は、学ぶことの多い1冊でした。

 

野村るり子

 

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第三百七十一言「秋の博物館めぐりはいかが?」

 

No! No! No! You Walk!!!

 

大学時代のことでしたでしょうか。ゆっくり博物館を見学することが苦手な私が、ワシントンDCにあるスミスソニアン博物館の中を早足で横切っていたら、博物館の受付の人に注意を受けました。

 

確かに、博物館は「訪問した」や「とりあえず見た」が目的になるべきところではありません。しっかり味わって、自分の興味やこれまでの経験と照らし合わせて、深く考え鑑賞するところです。

 

在米20年を越える私の友人は「毎日博物館をめぐり歩きたい」という理由で、NYに移り住みました。自由意志での寄付金はありますが、日本のように入館料が設定されないNYの博物館を、一日ゆっくり時間をかけて歩き、鑑賞し、また明くる日も足を運ぶという日課を繰り返していました。

 

他にこのような友人もおりました。古美術商を営む父親を持った大学生の友人。彼は、デートスポットの一つに博物館を選んでいました。普通に今風の青年ですから、映画やアミューズメントパークにも足を運びます。しかし、自分の目を肥やす目的で、博物館訪問は欠かさず訪問していました。

 

さて、この秋、食べ歩き温泉旅行もいいですが、博物館見学もスケジュールに盛り込んではいかがでしょう?

 

東京国立博物館、江戸東京博物館、鉄道博物館、古代オリエント博物館、野球体育博物館、たばこと塩の博物館、切手の博物館、日本科学未来館、まだまだ色々あります。

 

是非、ご自身の好きなテーマの博物館を見つけて、訪問してみて下さい。

 

野村るり子

 

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