株式会社ホープス
〒107-0062
東京都港区南青山6-12-3
南青山ユニハイツ701号室
- 第三百八十七言「若者同士のケミカルリアクション」
- 第三百八十六言「テーマを決めて旅に出る」
- 第三百八十五言「浅田真央さん式の仕事の仕方」
- 第三百八十四言「同級生パワー。あの人が同じ時代を生きるから、今の私が活かされる」
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第三百八十七言「若者同士のケミカルリアクション」
第三百八十七言「若者同士のケミカルリアクション」
皆さん、こんにちは。
ひとつ前の野村の一言では、ホープスの社員旅行について書きました。今回は、ホープスで毎年行っている、若者たちの異業種交流会についてです。
ホープスでは、大学受験が全て終わった、2月の4週目を待って、若者たちの異業種交流会を開催しています。この会は、誰でも参加できるものではなく、その年度「心」「技」「体」ともにバランスの取れた、優れた若者と、その若者たちを育てた講師と、今後成長してもらいたい有望な若者を合計20名まで選抜して、お招きするものです。
心技体と一言で言っても、全て揃えるのは大変なことです。心が清らかで、しかも強い精神力を持っており、一般的な学力においても、専門分野での知識においても優れており、心身ともに健康。これだけ揃えるとなると、日々の習慣を振り返り、真摯に生きなければなりません。
しかし、これらの若者や講師の先生方が、似通ったタイプかというとそうではありません。ある人はスポーツ選手として成功しており、ある人はタレントとして成功しており、ある人は医師の卵として有望であり、ある人は会社経営者の卵として有望です。
講師の先生方についても同様です。ある人は、学科指導で力を発揮され、ある先生はキャリアガイダンスで力を発揮され、とさまざまです。
ではここで、このように、異なった分野で活躍する若者と講師を、あえて1年に1回集合させる理由についてお話しましょう。
このイベントを開始しようと考えたのは、今から4年前のことです。たまたま、空港までのリムジンバスで隣り合わせになったアメリカ人の男性と意気投合。成田空港までの90分、自分たちの思想について話し合いました。その男性は、その後、化粧品メーカーのラ・プレリージャパン株式会社の社長に就任されたスティーブン・バーコフ氏です。
勿論、偶然隣り合わせになり成田空港までの90分をご一緒させて頂いた、その男性が、その後大手化粧品メーカーの代表になるなどということは全く予想もしていませんでした。しかし、バーコフ氏と私の考えが大変似ていたので、お互いに記憶の中に残り空港で別れた1年後に再会しました。
東京で再会した私たちは、「どの若者も無限な力を持っている。一人では、その力を発揮できなくとも、優れた者同士が集まることで、ケミカルリアクション(=化学反応)が起きて、さらに、才能を発揮し、大きく成長していく」という共通の考え方についてさらに深く話し合いました。
バーコフ氏は、将来カリフォルニアに優れた若者が集える施設を作りたいと話していました。私はその話を聞いて、施設を作るという展望は画けないものの、優れた若者を一箇所に集めることはできる、と今の自分の力で即実行に移せることを考えました。それが、年に一回に開催する若者たちの異業種交流会です。
昨年の2月出会った若者たちは、既にケミカルリアクションを起こし、それぞれ大きく成長しています。そして、今年出会った若者たちも、今、「パチパチ」と音を立てて、リアクションが始まっているように見えます。
私たち教育者に出来ることは、「教える」ことだけではありません。優れた子どもたちが出会える場所を提供することも、大切な仕事のひとつであると思います。
この、若者の異業種交流会。ホープスが生き続ける限り、毎年実施して行きます。
野村るり子
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第三百八十六言「テーマを決めて旅に出る」
皆さん、こんにちは。旅行大好きな野村です。
学生時代、自分の履歴書の趣味のところに、「旅行」「写真撮影」と書いていたら、男の子のような趣味だね、言われました。
男の子の趣味というよりは、男女共通して楽しめる趣味のように感じるのが、この二つでした。
さて、この度、HOPES設立12年目にして、はじめて社員旅行を計画しました。行き先は、韓国のソウル。年度末の忙しい時期でも、移動時間がかからないソウルは「ありがたい!」の一言でした。
実はこれまで、野村は"一人旅大好き派"でした。在米中は、車で何回アメリカを横断したことか。全く一人で、恐怖心も感じない。逆に、そんな自分を振り返ると恐くなります(笑)。
起業後は、時間がないので、4泊6日といった短いツアーを組んでは、一人でNYにミュージカルを見にいったり、ラスベガスにショーを見にいったりしていました。一人旅はフットワーク軽く、なんて楽なのだろうと、感じていました。
そんな、野村が社員旅行をしてみたいと思ったのは、ただ単純に「社員とともに、同じ時間を共有したら、何が起きるのだろう?」といった好奇心を抱いたからです。社員は"強制的"と感じ、迷惑に思うのか?それとも、喜びを感じてくれるのか?
そして、公募をかけると、なんとレギュラースタッフ4名全員が手を挙げました。この時点で既に驚きでした。
ホープスの代表としてやっておきたかったことは、「テーマを決めて旅に出ること」と、「スタッフに自由時間を与えること」でした。
テーマが定まらないと、皆行った先で、好き勝手な行動に走ってしまう。これでは、一緒に旅した意味がなくなります。かといって、スケジュールを全て野村が決定するのでは、メンバーの自主性を無視することになる。
私が決めた今回のテーマは、「ホープスらしく学ぶ!」でした。
ホープスという会社の理念や会社サービスを念頭において「学ぶ」ということです。
そして、現地での行動は、①全員での行動、②小グループでの行動、③個人での行動、を組み合わせ、自由に動いて貰いました。しかし、必ず、1日のうちで一回は、全員が集まり話し合う時間を設けました。
結果、とてもよい旅行になりました。
何事もそうですが、「なんとなく」何かをするのは勿体ないように思います。かと言って、1分刻みにルールが決まっていたのでは、心が休まりません。
方向性だけは決め、あとは自由。そんな時間を設けることで、社員は大きく成長し、結果として、会社全体が成長するように思います。
韓国で撮影した写真は、野村のショートブログで公開しています。是非、ご覧下さい。
野村るり子
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第三百八十五言「浅田真央さん式の仕事の仕方」
フィギュアスケートの4大陸選手権で浅田真央さんが、銀メダルを獲得しました。
記者会見での浅田真央さんの発言から、彼女が常に結果を出し続けている理由が分かります。浅田さんは、常に物事を具体的に考えて行動しているのです。
例えば、4大陸選手権直前のインタビューでは、「今回の試合では、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ぶ」と宣言しています。そして、その言葉の通り、トリプルアクセルを跳び、ショートプログラムでは見事1位の成績を手にしました。
フリーでは挑戦したジャンプが回転不足と判定され、2位に終わりました。すると、試合直後の記者会見では、「世界選手権に向けての課題が明確になった」と語っています。
この短い発言の中に、既に二つの具体的な表現が含まれています。
ひとつは「世界選手権までに」にと、達成の日時を明確にしています。
もうひとつは「課題」という言葉です。記者会見での受け答えからして、浅田さんが課題としているのは、4大陸選手権で回転不足との判定を受けたトリプルアクセルの完成度を高めることと考えられます。
浅田さんは、常に、「何を(=課題)」と「何時までに(=期日)」を明確にしているからこそ、目標達成をし続けるのでしょう。
私は、多くのビジネスパーソンにはこのオリンピック選手の思考法から学んでもらいたいと思います。
では、浅田真央さん的な生き方をしているビジネスパーソンの一日はどのようになるでしょう。業務に対する具体性が明確ですから、就業時間内に「何を」「どのレベル」で完成させようかと考えて働くでしょう。その結果一日で得られず成果は大変大きいはずです。
一方、具体的に物事を考えないビジネスパーソンの一日は、目の前に山積する仕事をこなしてはいくものの、一日で何の成果も得られないか、得られたとしても、大変小さいものになるでしょう。すなわち、「多忙」と感じるわりに、結果を出さず、一日が過ぎていくことになります。
是非皆さんも、浅田真央さん式の思考法に切り替え、プロとして自覚を持って仕事をしてみてはいかがでしょう。
野村るり子
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第三百八十四言「同級生パワー。あの人が同じ時代を生きるから、今の私が活かされる」
J-WAVE のTOKYO MORNING RADIOをお聞き下さった方、ありがとうございました。そして、数々のコメントありがとうございました。これからも、皆さんの声を聞きならが、邁進する所存です。
さて本日は、複数の優秀な個人が同時代を生きることで、世界規模で革命を起こせる。そんな話について書きます。
文藝春秋2月号が「鳴呼『同級生』たかが同い年、されど同い年」という特別企画をしています。その内容を読まれた方は、気づかれたことでしょう。複数の有能な人間が同じ時代を生きたことで、世界の発展がなされたということを。
例えば、現代音楽の世界では、マイケル・ジャクソン、プリンス、マドンナが全員1958年の生まれです。
誰もが認める天才ミュージシャンのマイケル・ジャクソンが「僕とプリンス、どっちがすごいと思う?」と周囲にたずねていたと書かれていました。周囲からは、敵なし、ぶっちぎりスターと見られていたマイケル・ジャクソンも、好敵手が近くにいたことで、「さらに優れた作品を作ろう」、「さらに優れた表現をしよう」と、常に高いところを目指し続けられたのではないでしょうか。
そして、スポーツの世界では、テニスの松岡修造さんとサッカーの三浦知良さんが1967年の生まれです。
松岡さんは、「僕が参加したブラジルのトーナメントで優勝できたのは、カズさんのおかげ」と話しています。ブラジルのトーナメントでは、三浦知良さんの応援があって、松岡さんは、持てる力を存分に発揮できたのでしょう。そして、松岡修造さんは日本のトップではなく、常に世界のトップに目を向けてアスリート生活を送って来られました。一人で、世界を目指すことは容易ではありません。しかし、同年代の三浦知良さんが、10代でスポーツ留学を果たしたことを知った時、更なる勇気を得られたことでしょう。
そして、最後にITの世界においては、スティーブ・ジョブス、ビル・ゲイツ、ティム・バーナーズ=リーが、1955年の生まれです。
彼ら3人のうち、一人が存在しただけでは、今ほどの高速IT革命はなされなかったでしょう。
ここで「ある特定された時代の学校教育のあり方によって、複数の優れた人間が同時代に現れた」という仮説を立てる人もいるでしょう。しかし私は、同じ時代に複数の優秀な人物が共存したことで、互いに触発しあって、さらに個人力が高まり、総合的にその分野で革命的な変化をもたらされたのではないかと思います。
さて、自分より優れた人間に出あった時、焦りを感じる人はいませんか?あるいは、憤りを感じる人もいるでしょう。しかし、同じ年代の優れた人と出会えるということは、あなたの才能を伸ばす素晴らしい機会でもあるのです。隣にいる、優秀な人は、あなたの敵ではなく、一緒に世界を変えていく同士なのですから。
野村るり子
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